医療機関向けのファクタリングとその特長とは

機器導入のために早く予算を確保したい病院

一般企業では、予算で困っている事があります。主な理由は設備投資です。新たなシステムなどを導入するにしても、予算は必要です。その予算が足りなければ、設備投資もできません。しかも、早期に予算が必要な事があります。売り上げの問題もあり、なるべく早めに設備を導入したいというニーズも多いです。医療機関も例外ではありません。病院では、様々な機器を使用しています。業務効率を良くしたい時には、新たな機器の導入が検討される事もあります。しかし、問題は予算です。そもそも診療報酬は、入金されるまでに時間がかかります。国が報酬を支払ってくれる訳ですが、診療の2ヶ月後でないとお金が支払われないケースが殆どです。早期に機器を導入したい病院からすると、2ヶ月先では困ってしまいます。

診療報酬を早めに買い取ってくれる

このため医療機関によっては、ファクタリングを活用しています。いわゆる売掛金売却の商品ですが、中には病院向けのファクタリングもあります。その仕組みですが、まず買い取ってくれる金融会社に連絡します。国から支払われる予定の診療報酬を買い取って欲しい旨を、金融会社に伝える訳です。すると金融会社からのヒアリングが行われて、見積書なども発行されます。発行された見積書で問題なければ、診療報酬を買い取ってもらう訳です。ただし診療報酬が全額支払われる訳でなく、一部になります。診療報酬の合計額が400万円の時は、360万円といった具合です。手数料は差し引かれる訳ですが、早期に予算を確保できるメリットがあります。上述の通り、国から診療報酬が支払われるのは2ヶ月先になりますが、買取はスピーディーです。ですから急ぎで資金が必要な病院は、よく買取を検討しています。

比較的審査に通りやすいメリット

上述の病院向けのファクタリングには、審査はあります。ただし病院向けの商品の場合、審査は比較的通りやすいです。この売掛金売却の商品は、病院だけでなく一般企業も活用しています。しかし一般企業の売掛金ですと、審査基準は少々厳しめです。売掛先の状況によっては、審査落ちになる可能性があります。しかし医療機関の診療報酬の場合は、国から支払われる事になっています。一般企業に対する売掛金と違って、確実に診療報酬が支払われるので、リスクは低いです。ローンよりも、かえって確実にお金を確保できる一面もあります。ですから予算が必要な医療機関は、しばしばファクタリングの申し込みをしています。